2014年10月8日水曜日

2014年10月7日号

夜勤一人体制化絶対反対!
ぜひ労働組合へ!


 ベストライフ及び介護労働者の皆さん。合同労組八王子ベストライフ東村山分会は、改めて組合から9月の団体交渉で、介護労働者負担を強いる夜勤一人体制導入を行わない事を確約する要求を出しました。10月10日が回答指定日ですが、「調整中」といまだ団体交渉さえ応じていません。会社が安心、安全を確保しないまま要求を拒否するならば、「断固たる行動」を訴えざるを得ません。この問題は東村山だけの問題なく、ベストライフ全体の問題なのです。譲れない要求なのです。

夜勤一人体制は絶対に認められない!
 改めて夜勤一人体制は絶対に認められません。労働者にとっても入居者にとっても安全を守れないからです。一人でどうやって入居者の安全を確保できるのでしょうか。深夜の不意の事故を職員の責任にするのでしょうストライキ権確立!か。
 夜勤一人体制が行われたら休憩時間はどうなるのでしょうか。24時間休ませないのでしょうか。5月の団体交渉で「既に一人夜勤を実施している施設ではどうなっているか」を会社に問いただしたところ、全て答えられませんでした。会社は何も現場を把握していないのです。
 「一人夜勤で休憩中にコールがあったらどうするのか?」に対する会社側の回答は「全く回答しないというのは考えられない」。つまり休憩時間などなし崩しにされてしまうのです。7月の団体交渉で会社側は「いかに一人でできるか工夫、検討している。案だ」と前置きした上で、21時上がりと6時出勤の勤務を設定して、この人達がいる時間に休憩を取れ、という趣旨の事を回答してきました。21時から6時まで9時間も一人でいろという事です。
 また会社側は、一人夜勤時には、施設から30分以内に在住の職員を待機する「オンコール」体制を提示しました。オンコールは通常勤務時間に含まれません。夜間緊急時に呼び出され、その上で翌日も勤務ならば出勤する事になります。インターネット上でも「いつ電話が来るか」「熟睡できない」「オンコールが嫌で辞めた」という声が多くあります。
 最近、入居(入院)者が多数犠牲になった深夜の火災事故が多数起きています。
2006年長崎県大村市、2010年北海道札幌市、2013年長崎県長崎市の認知症高齢者グループホーム火災事故、更に2013年福岡県福岡市の整形外科火災事故など、いづれも一人夜勤が被害を大きくしたと言われています。
 改めて夜勤一人体制化は安心、安全なものでなく、人を犠牲にするものです。絶対に認められません。10月10日に会社は誠意ある回答をすべきです。それは全ベストライフ職員の思いです。

ストライキ権確立!
 9月20日、合同労働組合八王子の第8回定期大会をかちとりました。11・2労働者集会に全力で結集し、職場に労働組合をつくることが決定され、規約改正のもとストライキ権が賛成多数で確立いたしました。首切りやパワハラなどあらゆる組合員への攻撃に対して、ストを配置して闘う体制がつくられました。合同労組八王子が一人ひとりの労働者の要求を実現する体制です。
 ベストライフの職員の皆さん。合同労組八王子に加入し、働きやすい職場をつくりましょう。

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