2014年10月31日金曜日

会社は一人夜勤導入を狙っている

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBcnRiMDgyLWRTbjA/view?usp=sharing


労働組合の力で一人夜勤を止めよう!

会社は一人夜勤導入を狙っている

 ベストライフの従業員の皆さん。会社は1人夜勤を止めろという全ての介護労働者に関わる問題を1ヶ月以上無視し続けてきました。この会社の不誠実な対応に10月18日、ストライキで反撃しました。そして、22日になってやっと団体交渉に応じてきました。

安全より、利益を優先する会社!

 団交で組合からは、1人夜勤をやめろ、現在実施している施設の1人夜勤を撤回しろと要求していました。対して会社は、1人夜勤について、「当社が必要とする一定の条件が揃い当社にて判断した施設は、今後も継続して実施していきます」と回答しました。つまり、会社は1人夜勤を止める意志がないと回答したのです。東村山でも「条件がそろえば」1人夜勤を進めるというのです。
 この回答に対して組合は猛反発し、「なぜ1人夜勤を進めるのか?2人ではなぜいけないのか?」と問いました。これに対して会社側は、「会社の経営的判断」「リスクは認める」など従業員や入居者の意志を無視した回答をしました。ふざけています。
会社は1人夜勤によって、従業員の負担や入居者の犠牲という「リスク」の危険が伴う事を認めています。しかし、「経営的判断」つまり、会社の利益の為ならば「リスク」があっても良いと言っているのです。
 2010年時点、東京都内だけで22施設だったのが2014年現在は、36施設に増えていますが、職員を減らして、安全も放棄してでも儲けようとしている事は明らかです。会社は理念としている「安心・安全・信頼」は建前であり、「リスク」を負ってでも利益優先のあり方でいくと宣言したのです。こんな経営方針は新自由主義そのものです。

労働組合の力は職場を変える!

  1人夜勤で職員や入居者の安全より、会社の利益が優先する事は認められません。介護と言う公共性の高い仕事を営利優先にするあり方は間違っています。国鉄分割・民営化で「民間企業の方が利益を生む」という名の下で行われた民営化と規制緩和が、介護職場で行われた結果です。
 10月18日のストライキは、介護職場では初めての1人夜勤反対のたたかいのはじまりです。各施設で導入が進んでいますが、東村山で1人夜勤が実施できないのは、組合が会社に対して、安全を守れない事を追及し続けているためです。皆さんが合同労組八王子に結集すれば、全ての施設で1人夜勤を止める事ができます。すでに、2ちゃんねる「ベストライフpart12」の書き込みで、私達ストライキに対して、「頑張れ」「支持している」とのエールが寄せられています。是非、一緒に力を合わせて働きやすい職場に変えましょう!

11.2労働者集会へ!

 11月2日労働者集会は、こんな職場の状況を変えようという労働者、労働組合が全国から集まります。ベストライフの労働者の皆さん、ベストライフから既に退職された皆さんにも集まる事を呼びかけます。

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2014年10月23日木曜日

ストライキを貫徹!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBSGV1b3RBd1Ytemc/view?usp=sharing


ストライキを貫徹!

スト突入集会に25人が結集!
 10月18日午前8時から、ベストライフ東村山社前で朝ビラを配布し、当該の高見分会長が全日ストに突入するスト突入が宣言され、午前9時から全日ストに突入しました。同時刻にあわせて、ベストライフ東村山第2での社前ビラまき行動も行われました。
 会社にスト突入を宣言して出てきた高見分会長を全員が拍手で出迎え、ストライキ突入宣言時に、会社は「制服を着て通勤するな」と嫌がらせ的な発言をしたことが当該より報告され、参加者から怒りの声があがりました。
 スト突入集会のはじめにシュプレヒコールで、会社への抗議とスト突入を宣言し、支援連帯に駆けつけた団体からあいさつを受けました。精神医学研究所東京武蔵野病院労組や東京北部ユニオン、東京西部ユニオン、日本機械労組から熱烈なアピールがあり、途中で、入居者から「がんばって」と声援が寄せられ、一人夜勤反対が入居者の声でもあることが明らかになり、ストライキの意義が高まりました。1時間あまりの集会の最後に、合同労組八王子・根岸病院分会の結成が宣言され、医療福祉の労働運動のあらたな始まりとなりました。最終的には25人が集まり、150枚のビラが配布されたのでした。

介護労働者の決起はつづく


 介護・医療・福祉職場では特に新自由主義攻撃が強まり、利益優先・安全無視の労働が強制されています。職員や入居者の安全よりも、会社の利益が優先することはやはり問題です。介護を食い物にする状況をつくったのは、新自由主義という利益優先のあり方です。今回のストライキは介護労働者の抵抗の始まりです。労働組合こそ、介護を利用者のために取り戻す武器なのです。
 11月2日に、日比谷野外音楽堂で開催される全国労働者総決起集会は、そんな状況を変えようという労働者や労働組合が全国から結集します。ベストライフで働く全ての職員のみなさんに、11月労働者集会への結集を呼びかけます。

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2014年10月19日日曜日

ベストライフ東村山分会スト突入

http://gorohachi.blogspot.jp/2014/10/blog-post_90.html

 10月18日午前8:00から、ベストライフ東村山社前で当該の高見分会長が全日ストに突入するスト突入集会が開かれ、午前9:00から全日ストに突入しました。同時刻にあわせて、ベストライフ東村山第2での社前ビラまき行動も貫徹しました。
 ベストライフ資本は安全を切り捨て利益をむさぼるために、一人夜勤を強行しようとしています。これに対して組合側は度重なる団体交渉で一人夜勤体制の問題点と不備を追求し、拙速な導入を行わせないと回答させるまでにベストライフ資本を追い詰めています。しかしあくまでも一人夜勤の強行を目論むベストライフ資本側は、かたくなに一人夜勤体制導入を行わない旨の確約を行おうとしません。組合側はこのような安全無視・入居者無視・労働者に負担を強いる利益優先の一人夜勤体制導入にあくまでも反対し、ストライキを決行しました。さらに今回の要求項目にある当該組合員への夜勤外し反対のたたかいは、労働運動を恐れたベストライフ資本の労務政策を改めさせるものです。たたかう労働運動と資本との非妥協のたたかいが行われています。
 当日は合同労組八王子の仲間をはじめ都内各地や三多摩から支援の労働者が25名結集し、入居者や職員からの激励の下、社前でのスト突入集会、スト通告送り出し行動、スト決起集会を貫徹しました。集会では多くの医療労働者や青年労働者が、現在資本がしかけている攻撃の不当性・反動性を暴露し、その最先頭でたたかう当該の決起に続くことを訴えました。なによりも当該がたたかいへの確信を固め、闘争勝利への決意と組織拡大へ力強く踏み出したということに大きな意義があります。
 介護・医療・福祉職場では特に新自由主義攻撃が強まり、利益優先・安全無視の労働が強制されています。こうした状況に「たたかいなくして安全なし」を実践する動労千葉労働運動に学び職場で共にたたかうことこそ、安倍政権を打倒する労働者階級のたたかいをまきおこすことになるのです。全国の働く仲間たち、たたかえば勝てます。たたかう労働者の下には多くのたたかう仲間が結集し、大きな力となります。11月2日、比谷野外音楽堂で開催される全国労働者総決起集会へ1万人大結集を実現しましょう。

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2014年10月18日土曜日

本日、ストライキに突入!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBcVZhdmJtVHRMajA/view?usp=sharing

本日、ストライキに突入!

職員と入居者に犠牲を強いる
一人夜勤導入反対!

一人夜勤を導入するな!

 ベストライフ東村山の職員のみなさん。合同労組八王子ベストライフ東村山分会の高見分会長は本日、ストライキに決起します。一人夜勤体制導入に反対するためです。
 9月10日の要求提出以降、会社は組合の要求を無視しつづけ、10月10日の回答指定日直前になって「延期」を通告してきました。真摯に組合と協議する気がまったくなかったのです。このあまりにも無責任なあり方に対して、組合が怒りのストライキ通告を行い、17日の再度の団交を求めましたが、会社は何と「22日開催」を通告してきました。組合の正当な要求に対して、労働組合軽視の姿勢にでてきたのでした。

すでに一人夜勤が始まっている

 看護師の夜勤体制は、労働組合の闘いにより1992年に、「看護婦等の人材確保の促進に関する法律」の指針で「複数を主とした月8回以内の夜勤」となっています。夜勤は介護職員でも負担は同じはずです。いや介護労働者の労働条件はもっとひどいものです。
 ベストライフにおいては、一人夜勤体制が、東京の36施設中9施設(調布、武蔵小金井、小平、玉川学園、町田、町田Ⅱ、杉並、蒲田、東大泉)で実施されており、不安な状態が生まれています。東村山でも導入に向けての準備がひそかに進んでいるのです。

闘えば勝てる!


 私たち合同労組八王子はこの間、団体交渉で「一人の時の休憩時間はどうするのか」「一人で事故に対応できるのか」と、一人夜勤の矛盾点を指摘し、職員はおろか、入居者の安全さえ確保されないことを明らかにしてきました。組合の問題点の暴露に会社は、「充分準備してから」と、一人夜勤体制導入をためらわざるをえない状況になっています。みんなが労働組合に結集し声を上げれば、一人夜勤は阻止できるのです。
 ベストライフで働くすべての職員のみなさん。東村山分会のストライキに続き、一人夜勤反対の闘いを起こしましょう。会社のために、職員と入居者が犠牲になるのは許せません!



ベストライフ東村山分会要求

①一人夜勤体制を導入しない事。現在導入されている施設の一人夜勤を撤回する事。
②高見分会長を直接介護業務、夜勤業務に戻す事。

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2014年10月17日金曜日

『命より金もうけの』ベストライフ資本に怒りのストライキを!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBOHZOLV9vRllBRkE/view?usp=sharing


『命より金もうけの』ベストライフ資本に
怒りのストライキを!

一人夜勤導入すれば、介護は崩壊する

 ベストライフで働く仲間の皆さんに訴えます。合同労組八王子が提出した一人夜勤絶対反対の要求書から会社側は逃げまわっています。会社の不誠実対応から明白なことは、ベストライフは一人夜勤をあくまでも導入しようとしていると断じざるをえません。絶対に許せません。黙っていられないのです!
 一人夜勤は、労働者の安全を破壊し、高齢者の命を奪うものです。日勤業務でも16時間も働かされれば、心身ともにボロボロになります。それを夜勤で16時間もの拘束時間で一人で40人もの高齢者のケアを強制させられる!医療介護労働者であれば常識的なことですが、医療事故は夜勤帯に頻発します。事故が起きれば、誰が責任をとるのか、必ず会社は労働者に責任を転嫁します。
 闘いなくして安全は守れません。反合理化・安全確保の闘いは、労働組合の最も重要な闘いです。生きていけるだけの賃金と労働条件を確保し、職場に団結を作り出すことが労働組合の役割です。職場で一人一人がバラバラにされては、安全など確保することはできません。合同労組八王子に加入し、闘おう。

高見分会長を介護へ戻せ! 介護を担う人員を増やせ


 10日の団交拒否に対し合同労組八王子は、11日に18日決行のストライキ通告書を提出しました。17日に団交を再度、設定し納得できる回答がなければ、高見分会長を先頭にベストライフに対して「金もうけではなく命」を掲げて合同労組八王子は総力でストライキに突入します。
 一人夜勤導入は、まさに『命よりも金もうけ』のベストライフの本質を示しています。一人夜勤は極限的な合理化攻撃であり、人件費削減であり、最小の人数で働かせ、会社は命を食い物にぼろ儲けを狙っている攻撃そのものです。
 そもそも一人夜勤導入の背景には、人員不足に問題があります。劣悪な労働条件で仕事を辞めていく仲間が続出しています。日勤すら業務はまわっていません。人員確保も出来ないなか、強行された高見分会長への1年以上の介護外しは、闘う労働組合つぶしを狙ったものです。高見分会長を介護に戻すことを要求します。組合は、一人夜勤導入を止め、介護職員の増員を求めます。
ニュースへのリンク

要求が受け入れられないならストライキに突入!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBRVlvQ3N2bndXNGs/view?usp=sharing


要求が受け入れられないなら
ストライキに突入!

安全・安心は優先しないのか

 ベストライフのすべての職員のみなさん。合同労組八王子はベストライフで働く職員の生活と権利を守るためにストライキを会社に通告しています。一人夜勤というとんでもない制度は、職員はおろか入居者にも犠牲を強いるものです。介護職員をもっと多くし、安心できる体制をなぜつくってはダメなのでしょうか。その方が、職員や入居者の負担が軽減され、「安全・安心」な施設になるはずです。
 会社の言い分は「職員を増やすと人件費が増えて会社の利益が減る」というものです。今以上に職員を減らす一人夜勤導入の目的は、会社のもうけを増やすためなのです。

会社はもうけている

 厚生労働省の2014年の「介護事業経営概況調査」で、収入に対する利益の割合を示す収支差率は、有料老人ホームや高齢者サービス付住宅が12.2%、デイサービスが10.6%、特別養護老人ホームが8.7%です。この利益率は非常に高いものなのです。社会医療法人(民間病院)の利益率は4.9%に過ぎず、東証上場企業の平均利益率は5%程度なのです。先端産業である通信業でも6.9%に過ぎないのです。
 東京都の300人以下の企業の調査では、平均賃金は33万4535円であるのに対して、医療・介護では、25万9422円に過ぎません。年収で介護職員は、100万円も低いのです。過重労働と低賃金によって、介護労働者の離職率は、16.6%もあり、全産業平均の14.8%より高いのです。一方、帝国データーバンクの2010年の調査によると、09年度に売上高が10億円以上となった介護企業942社のうち、「黒字」企業が582社となっていました。調査対象であったベストライフは当時、235億円の売り上げで、業界トップ6だったのです。
 このように、介護事業は低い賃金と劣悪な労働条件によりボロもうけしているのです。会社は一人夜勤で人員を減らし、さらにもうけようとしているのです。

一人夜勤はいらない ー ストライキで阻止する

 「本当に夜勤は恐ろしいですね。私は既に介護職からは離れてますが、今だに介護職の友人は仮眠時間があっても眠る事が出来ないと言います。夜勤時に事故でもあれば夜勤者が職場内からも利用者家族からも非難される事がないとは言えないからです。介護する側、される側どちらもゆとりが欲しいと言ってました」(HPみんなの介護より)
 一人夜勤は誰のためでしょうか。あきらかに会社の利益のためです。一人夜勤の導入をみんなの力で阻止しましょう。合同労組八王子はストライキを打ってでも阻止するために闘います。
 あらためて、会社の誠実な対応を求めます。

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会社にストライキを通告

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBVmFOX3A2OUJNaGc/view?usp=sharing 


会社にストライキを通告

一人夜勤体制を止めるために!

 ベストライフの労働者のみなさん。全ての介護労働者の皆さん。会社は、「一人夜勤導入反対」の組合要求の回答期限である10月10日を無視しました。1ヶ月も前に要求して、時間的な猶予はあったはずなのに、8日の時点でも「社内調整中」と団交開催さえ連絡せず、回答指定日1日前の9日になって「社内調整をしましたが、あいにく時間がとれないため、10月17日以降での再調整をお願いします」と一方的なファックスを送ってきました。
 この会社の不誠実な対応は許せません。1日前になってはじめて「あいにく時間がとれない」とは誠意ある対応とは思えません。会社は一人夜勤に対するみんなの思いを軽く考えているのです。組合の要求はベストライフで働くみんなの思いだと感じていないのです。

労働組合が職場を変える 働きやすい職場をつくるために!


 そもそも夜勤一人体制化は東村山だけの問題ではなく、ベストライフ全体の問題です。すでに多くのベストライフで一人夜勤が始まっているのです。一人夜勤は普通、病院ではありえない体制です。病院で看護師が一人ということを想像してください。ナースコールや急患を看護師一人が対応している病院などないのです。介護職場も基本的には同じです。このような体制は誰のためにあるのでしょうか。
 今回の会社の不誠実な対応は、到底納得できるものではありません。組合としては要求を実現するために、やむなく、10月17日を最終回答期限とした「ストライキ通告」をしました。組合はより良い労働条件のもとで、よりよい介護ができる体制を求めているのです。その要求に対して、1ヶ月間も放置し、協議も行わない対応は、法律で禁じられている労働組合否定の不当労働行為です。

合同労組八王子は高見分会長を先頭にストライキで闘う

 私たち合同労組八王子はこのような暴挙を許すわけにはいきません。ストライキは労働組合に認められた権利であり、要求実現のための武器です。会社は誠実な対応をし、私たちの要求に真摯に応えるべきです。
 10日の団体交渉は無視されましたが、17日までの期間を組合は誠実に対応する体制をつくっています。ベストライフは組合と誠実に交渉を始めるべきです。17日までに納得の行く結果がでなければ、18日には高見分会長がストライキに突入します。ストライキは、賃金カットを受けますが、全ベストライフ職員のために闘います。
 ベストライフの職員のみなさん。合同労働組合八王子と共に一人夜勤導入を阻止し、働きやすい職場をつくりましょう。
ビラへのリンク

申入書ならびに争議行為通告書

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBSjA3WHJFVHJBREU/view?usp=sharing


通告書へのリンク


2014年10月8日水曜日

2014年10月7日号

夜勤一人体制化絶対反対!
ぜひ労働組合へ!


 ベストライフ及び介護労働者の皆さん。合同労組八王子ベストライフ東村山分会は、改めて組合から9月の団体交渉で、介護労働者負担を強いる夜勤一人体制導入を行わない事を確約する要求を出しました。10月10日が回答指定日ですが、「調整中」といまだ団体交渉さえ応じていません。会社が安心、安全を確保しないまま要求を拒否するならば、「断固たる行動」を訴えざるを得ません。この問題は東村山だけの問題なく、ベストライフ全体の問題なのです。譲れない要求なのです。

夜勤一人体制は絶対に認められない!
 改めて夜勤一人体制は絶対に認められません。労働者にとっても入居者にとっても安全を守れないからです。一人でどうやって入居者の安全を確保できるのでしょうか。深夜の不意の事故を職員の責任にするのでしょうストライキ権確立!か。
 夜勤一人体制が行われたら休憩時間はどうなるのでしょうか。24時間休ませないのでしょうか。5月の団体交渉で「既に一人夜勤を実施している施設ではどうなっているか」を会社に問いただしたところ、全て答えられませんでした。会社は何も現場を把握していないのです。
 「一人夜勤で休憩中にコールがあったらどうするのか?」に対する会社側の回答は「全く回答しないというのは考えられない」。つまり休憩時間などなし崩しにされてしまうのです。7月の団体交渉で会社側は「いかに一人でできるか工夫、検討している。案だ」と前置きした上で、21時上がりと6時出勤の勤務を設定して、この人達がいる時間に休憩を取れ、という趣旨の事を回答してきました。21時から6時まで9時間も一人でいろという事です。
 また会社側は、一人夜勤時には、施設から30分以内に在住の職員を待機する「オンコール」体制を提示しました。オンコールは通常勤務時間に含まれません。夜間緊急時に呼び出され、その上で翌日も勤務ならば出勤する事になります。インターネット上でも「いつ電話が来るか」「熟睡できない」「オンコールが嫌で辞めた」という声が多くあります。
 最近、入居(入院)者が多数犠牲になった深夜の火災事故が多数起きています。
2006年長崎県大村市、2010年北海道札幌市、2013年長崎県長崎市の認知症高齢者グループホーム火災事故、更に2013年福岡県福岡市の整形外科火災事故など、いづれも一人夜勤が被害を大きくしたと言われています。
 改めて夜勤一人体制化は安心、安全なものでなく、人を犠牲にするものです。絶対に認められません。10月10日に会社は誠意ある回答をすべきです。それは全ベストライフ職員の思いです。

ストライキ権確立!
 9月20日、合同労働組合八王子の第8回定期大会をかちとりました。11・2労働者集会に全力で結集し、職場に労働組合をつくることが決定され、規約改正のもとストライキ権が賛成多数で確立いたしました。首切りやパワハラなどあらゆる組合員への攻撃に対して、ストを配置して闘う体制がつくられました。合同労組八王子が一人ひとりの労働者の要求を実現する体制です。
 ベストライフの職員の皆さん。合同労組八王子に加入し、働きやすい職場をつくりましょう。

2014年10月4日土曜日

9月23日号

夜勤一人体制化絶対反対!!
夜勤一人体制を 「やめる事はできない」と 会社は回答! ただちに撤回せよ!!

2014年9月23日 

9月10日団体交渉要旨

  9月11日、会社と団体交渉を行いました。会社側出席者は菊地総務部長と渡辺埼玉特定エリア長補佐+1名のみでした。

 会社は一人夜勤を止める意志がない事を回答!
 
 組合から会社に対し、一人夜勤体制を行わない事を確約する様要求しました。対して会社側は、一人夜勤化を止める意志はない事を回答してきました。改めて休憩時間など安全面で問題あるのではないかと抗議したところ、会社は明確に答えず、 「夜勤2人にすると月の夜勤回数が減ってクレームが出た」「入居者の少ない施設がある」等の趣旨で拒否してきました。賃金の低い事を棚に上げ、夜勤回数が増えれば手当てが増えるから良い、と主張しました。事実東村山の4月全体会議の説明では、夜勤一人化の「メリット」の一つとして「夜勤回数の適正化」(3~4回)と言われていますが、それは人員不足しているからです。
  また、会社に対して高見分会長の直接介護業務外し、夜勤外しをやめろと要求しました。しかし会社は拒否しました。
  そもそも会社が夜勤一人化に突き進もうとしている背景には、離職者が増え、他施設への応援が日常化するほどの人員不足があると考えます。会社は人員不足を夜勤一人にして回そうとしているのです。会社は高見分会長の直接介護業務外し、夜勤一人化を止め、増員すべきです。会社が高見分会長を直接介護業務から外していることは、労働組合である事をもって不当な扱いをしてはならない、という不当労働行為であると抗議しました。会社による業務外しは、夜勤一人化をはじめ、会社の施策に都合の悪い人を排除するものです。 
 
 改めて労働組合のもとに力を合わせようと訴えます。会社は利益をあげる為ならば人員を減らして酷使してくるからです。事実、ベストライフでもユニット検証制度導入以降、年々労働強化され、遂に夜勤一人化に踏み込んだ事からも明らかです。  東村山では夜勤一人化を現在まで止め続けています。皆さんとより力を合わせられれば夜勤一人化も、酷使するあり方も打ち破る事ができると思います。ぜひ力を合わせて職場を変えていきましょう。

 以下、9月10日会社に提出した要求書内容です。

【要求】

1、一人夜勤体制を導入しない事。  現在導入されている施設の一人夜勤を撤回する事。
 2、高見分会長を直接介護業務、夜勤業務に戻す事。 

【回答指定日】

 2014年10月10日に団体交渉をもち、文書で回答する事。
  納得いく回答がない場合は断固たる行動に訴えます。

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