2020年2月25日火曜日

ベストライフ東村山分会NEWS 2020年1月19日

https://drive.google.com/file/d/1BoVVERpgxT7-cu5G7985jwj03I5v_qu0/view?usp=sharing


アンケートお願いします!

 ベストライフでは、「離職が多い」と言われ続けています。一昨年度の離職者は、700人に加え、短期間で500人(2018年団体交渉の席上判明)です。昨年度の離職者数は、具体的に出されていません。そのなかで事実、東村山からも多くの応援が出されました。
 各地で職員が足りない、職員が少ない上に「応援」で更に少なくなる。この状態をどう思おうと、そこへ急遽通院などのイレギュラーが重なり更に少ない人数で回さざるをえないのが現状です。また、「分社化」されたら「応援」は「業務命令」となってしまいます。
 また、ベストライフではこの間事故、とりわけ誤薬の報告が多く「なくすよう」などと言われ続けています。
 みなさんはどんな職場であってほしいですか。
離職が多いのはなぜだろう。会社に増員を要求し、賃金や色々な労働条件含めて要求しませんか。 アンケートをお願いします。
 その上で、判断の材料にしていただきたく、皆さんと一緒に考えたく、 ベストライフが今に至るまで具体的に何をしてきたか、何回かに分けて書きます。

いつから職員減った?

 改めて、ベストライフが全国で職員を減らしたのは2009年秋です。(会社は「ユニット制」と言う)本社から来る「検証」という評価制度、「ライン」というあり方もここから。
 この時何が起きたか?今回は人数面について。東村山では管理者含めて28人→21人、7人解雇。7人の内訳は全員パートで、看護師2(5)、事務1(2)、ケアアシスタント4(4)、()内は当時の各職種の人数の総数です。この時、全国で同様に、多くの仲間が働く場を奪われたと聞きます。では、どのように労働強化されたか、今後何回かに分けて出します、



2020年第1回アンケート
多摩連帯ユニオンベストライフ東村山分会

(1)昨年12月「賞与」についてどう思われますか?
 ①満足 ②やや満足 ③不満 ④やや不満
いくら位でしたか?
①0〜1万 ②1〜5万   ③ 5〜10万
④10〜15万 ⑤15〜20万 ⑥20万以上

(2)基本給は何円以上昇給してほしいですか?
①0〜5千 ②5千〜1万   ③1万以上

(3)職員あと何人必要と思いますか?

(4)具体的に日々の業務できつい、人数を足してほしいところはどこですか?

(5)ベストライフで離職が多い理由は何だと思いますか?


ありがとうございました

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2019年12月1日日曜日

ベストライフ東村山分会NEWS 2019年11月23日

https://drive.google.com/file/d/1FVSUeCRL4BxsJEo0mp7z2_tqpyi0wB71/view?usp=sharing
「分社化」口頭発表
10月31日団体交渉報告

 ベストライフで働く仲間の皆さん。9月エリア会議報告として、ベストライフが6つに「分社化される」という口頭報告がありました。経営者による正式文書でなく、口頭だけ、いつどこで、何もわかりません。労働者への不利益は認められません。

この間集まった意見

 「分社化」口頭発表後、東村山内外で不安等、意見を集めました。要旨です。
・年内実施の可能性も言われていた。職員が知らないなかで決められてしまうのは不安。
・この会社危ないのではないか。
・「首か?」解雇
・異動・賃金・労働条件
・一人夜勤化されるのでは?
・給料面でかわらないなら不安はない
・わからない、
などです。

「権利は保証します」と明言!

 このような意見を踏まえた上で10月31日、会社と団体交渉を行いました。会社側出席者は赤澤常務+総務施設課2名でした。主な内容、要旨は以下の通りです。
(多摩連帯ユニオンベストライフ東村山分会、以下労組と略す)いつから「分社化」するつもりか。そもそもなぜ「分社化」なのか。
(会社)介護保険手続きなど済んでいない、早くとも来年7月以降。経営の効率化が目的。
(労組)勤続年数や有給休暇などは消えるのか?
(会社)労働者の権利、全て保証する。有給休暇、退職金、役職、全てスライドして結ぶ。雇用契約に明記する。
(労組)解雇されるのでは?
(会社)期間の定めのない契約は継続。ただ解雇規定は今まで通り。パート労働契約3ヶ月その都度更新手続き。契約期間満了ありうる。
(労組)就業規則は?
(会社)法律が変わらない限り変えるつもりない。
(労組)異動は?
(会社)就業場所は原則的に変わらない。現就業規則でも異動を命じる事がある。
(労組)応援は?
(会社)応援はある。辞令拒否すれば処分の対象となる。
(労組)一人夜勤にするのではないか?
(会社)分社化とは関係ない。お客様が減ればある。
(労組)不採算部門あるのか?
(会社)ない
(労組)アスモ(厨房のこと)はどうなる?
(会社)アスモフードサービス、雇用関係ないから説明する必要ない。

 他、分社化は、職員、労働組合に通知し、話をしなければ違法になると伝え、会社は「労働契約承継法に則って書面で通知する」と明言しました。
 今回「権利は保証する」と明言させたことは大きいです!これはその上で今まで拒否出来た応援が業務命令になってしまう、などの課題があります。
 多摩連帯ユニオンベストライフ東村山分会に入り、いっしょに安心して働ける職場をつくりましょう。

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2018年12月19日水曜日

ベストライフ東村山分会NEWS 2018年12月19日

https://drive.google.com/file/d/1qYEQyzQeO1cNFw80FaVaBRkSQWKLcGJJ/view?usp=sharing


ベストライフは団体交渉を行え!

 ベストライフで働く労働者の皆さん、地域の労働者、市民の皆さん。私達は多摩連帯ユニオンベストライフ東村山分会です。有料老人ホーム(株)ベストライフ(新宿区西新宿2−6−1 住友ビルディング29階、全国に170超の施設)の東村山で働く労働者です。
 
 改めて有料老人ホームベストライフはとんでもない企業です。高齢者を介護する福祉職場であるにも関わらず、安全より利益優先、利益の為ならば職員を削減する会社です。事実東村山では、2009年に7人の非正規労働者を一斉に「雇い止め」解雇、他のベストライフでも同様の解雇をしました。さらに2015年「経営的判断」として一部の施設の夜勤を一人でさせるに至りました。
 
 利益優先の会社は、査定によって低賃金に抑えつけ、さらに何を始めたか。「低賃金で離職してほしくない」といって希望者に対し、「休日に所属以外のベストライフで働かせる」という「登録バイト制」なるものを出しました。本来ならば、休日出勤手当が支給されなければなりませんが、休日出勤手当以下の賃金しか出さない、会社の狙いは「違法でも職員が希望すれば良い」というものであり、低賃金を利用してさらに儲けようということであり、認められません。

 こうした職場のなかで離職者は増大、昨年は公式発表されているだけで全国で700人に加えて短期間で離職500人(赤澤事業部長団体交渉発言)、少なくとも1200人が離職する事態です。他施設からの応援、派遣労働者を入れて回している状況です。
 こうしたなかで、報道された仙台西、江戸川、登戸などの虐待事件がありました。虐待は会社の働かせ方の問題であり、職員の責任にすることは許されません。2015年、アミーユ川崎幸町での転落死は、「ライン」という時間決めの働かせ方がストレスになって事件に至った、という会社の働かせ方を問う内容が報道されました。ベストライフでも同様のしくみであり、ベストライフ江戸川では「職場のストレス」から事件に至ったと報道されました。虐待をなくすためには「ライン」というやり方をなくすべきと考えます。

 私達は安心して働ける職場にしたい、会社の好き勝手を許さないために労働組合で労働者の団結を広げてたたかいたいと思います。私達はまだ小さいながらも東村山の一人夜勤化だけはストライキで阻止し続けています。現在、見せしめに本来の業務を奪い取られていますが、許さずたたかい続けます。

 この間、賃上げを始め要求をかかげて、会社とも団体交渉しましたが、9月以降、再三要求していますが、応じません。ベストライフはただちに団体交渉をおこなえ。多摩連帯ユニオンに入り、ともにたたかいましょう。

抗議先
 (株)ベストライフ
東京都新宿区西新宿2−6−1 新宿住友ビルディング29階
TEL 0120−515−472(フリーダイヤル)

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2018年11月21日水曜日

ベストライフ東村山分会NEWS 2018年10月

https://drive.google.com/file/d/1AmNPrLTJgik2k7_7b8CLH0bLaGpWkZM2/view?usp=sharing


会社文書回答報告

 ベストライフで働く仲間の皆さん。私達は多摩連帯ユニオンという合同労働組合です。大変遅くなりましたが、夏に賃金上げ要求などの要求、団体交渉を通して、会社から文書回答を引き出しました。主な内容は以下の通りです。(紙面の都合で一部割愛します)
組合要求、「賞与」について一律最低限2ヶ月分支給すること。
会社回答 当社は、一律最低限2ヶ月分の賞与支給はいたしません。(中略)社内規定の人事考課に基づく査定により支給額を会社決定し、各職員へ個別に支給しています。(中略)賞与は、そもそも会社の経営状況に基づき、臨時に支給される性格のものであること、また支給については、個人の評価(会社への貢献度)に応じて支給することが適正である。との考え方を取っていることから一律支給との考えはありません。 

要求 7月「昇給」について、基本給を一律20000円以上アップさせること。
会社回答 賞与と同様に(以下略)

要求 介護職員処遇改善加算を、一律で満額支給すること。
会社回答 厚生労働省開示の質疑資料を確認しましたが、『介護職員の賃金改善については全職員同額の賃金引上げは行う必要はない』との回答を得ています。従って、当社としては賞与、昇給と同様(以下略)

要求 査定(考課)を実施しないこと。
会社回答 当社は、営業会社であり、介護サービス会社であります。従って、職員の人事考課(会社への貢献度)に応じて処遇を行うことは、人事政策上、職員の労に報いるためには必要不可欠と考えています。従って査定を行わないという考えはありません。

要求 現行のライン、検証制度を廃止すること。
会社回答 ユニット制は、各施設のご入居者数に応じた、法定人員を考慮した介護サービス(適正な業務分担)を行うための適正人員を配置(採用)する上で、また人事査定を行うための重要な会社の施策であるため、廃止することはできません。(以下略)
評価制度の為の制度だった!

 今回明確になった事は、会社は職員よりも評価制度を第一に考えている事です。そもそも会社は、2009年ユニット制導入目的として、介護労働者が賃金が安い事で離職が多い事に触れ、その対策であると説明していました。ユニット制は、「会社への貢献度」と評価を測るものであり、賃金アップではない事が完全に明らかになりました。ベストライフでは昨年離職700人。本当に離職を減らしたいならばこのやり方を止め、職員を増やし、賃金を上げるべきです。今回の回答で、職員がどれだけ離職しようとこの評価制度を続けると宣言したも同然で、認められません。



9月14日団体交渉報告

介護業務に戻せ!
 
 9月14日、会社と団体交渉を行いました。会社側出席者は赤澤常務事業部長、ら3名。今回組合からは、高見分会長への介護業務外しをやめ、戻せということを題としました。高見分会長は、5年前に「反抗的」などと言われ、本来の介護業務から外され続けてきました。冒頭以下の抗議文を読み上げ、会社に改めて抗議しました。
 抗議文 2013年7月5日、高見分会長が介護業務(直接処遇)を外されてから5年以上が経つ。絶対に許すことができない。この介護業務外しは、高見分会長が多摩連帯ユニオンの組合員であること、会社の人員削減、低賃金などの政策に反対しているからに他ならない。これは、労働組合であることをもって不利益な取り扱いを行う不当労働行為であり、絶対に認められない。ベストライフはただちに高見分会長を介護業務に戻せ。
理由を説明できない会社!

 対する赤澤常務事業部長は「不当労働行為でない」と繰り返し主張し、「現時点において、ベストライフ東村山施設長の報告によれば、高見職員を直接介護業務に復帰させることは困難」という報告が上がっているから戻さない、と拒否しました。
介護業務を外す理由を説明できない不当なやり方がさらに明らかになりました。
 組合からは、「経営者側は同様な事例で『不当労働行為ではない』と言う」と抗議しました。また、高見分会長を外していたとしても、職員を増やすべきでは、と訴えるも会社側は増員の意向を示しませんでした。
 また今回、公式発表「昨年離職700人」は離職者の全てではなく、4月に入職した人が3月の時点でどうなのかという限定的なものでしかないことがわかりました。会社は、一ヶ月位で辞める人が500人いて、これを解決するのが最大の課題と認識しているという趣旨の発言がされました。会社のとる離職率の計算方法を問いましたが明白な回答はなく、実際は不明です。会社は離職減らしたいなら職員を増やし、働かせ方を改めるべきです。

幹部に職場の要求出そう!


 今回初めて団体交渉の席に幹部を出席させました。それまでは団体交渉を行っても回答権限のない人格しか出てこない、不誠実団交という違法な状況を強いられてきました。長年の取り組みで幹部を出席せざるをえないところまで追い込みました。改めて幹部に要求を出しませんか。多摩連帯ユニオンでとりくみませんか。

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2018年1月5日金曜日

ベストライフ東村山分会NEWS 2018年1月5日

https://drive.google.com/file/d/1MQBy_kjhNcC7sxWOkYfhhXxihWy0VLEs/view?usp=sharing


ベストライフ東村山分会に入り
一緒にたたかおう!!

 ベストライフで働く仲間の皆さん。多摩連帯ユニオンベストライフ東村山分会という合同労働組合です。ぜひ私達の労働組合に入り一緒に安全に、安心して働ける職場をつくることをよびかけます。職場の問題を職員間だけで一緒に考え、要求を作ってたたかいませんか。労働者は労働組合で力を合わせてたたかう以外ありません。ベストライフ東村山分会はこれまで、会社が利益優先で作ったという施設の一人夜勤化をストライキでたたかい阻止し続けてきました。18春闘を一緒にたたかいましょう。(連絡先は上記です) 

「登録バイト制」絶対反対!!


 改めて昨年3月に会社から口頭発表された「登録バイト制(常勤職員対象、公休日に所属外のベストライフで「バイトできる」月最大4回迄、日給介護1万、看護1万8千円)」は絶対に認められません。会社は「賃金が安い事で離職してほしくないから作った」という趣旨の説明をしていました。
 会社は「賃金が安い事で離職してほしくない」ならば基本給、一時金(賞与)を査定なく上げるべきです。以前も述べましたが事実、労働組合のたたかいのなかで介護職員処遇改善加算を毎月2万円以上支給されている施設があります。
 会社の狙いは、金儲けの為に職員を低賃金で長時間働かせる事に他なりません。「登録バイト制」は、実際には残業、休日出勤に変わらなく、本来割増賃金が発生します。「日給1万円」では割増賃金以下の金額で違法です。休日割増賃金を払いたくないための「バイト」は脱法行為です。
 たしかに違法な低条件でも「バイト」を検討せざるを得ないほど私達の賃金は確かに低いです。しかし会社は「登録バイト制」でなく基本給、一時金(賞与)、介護職員処遇改善加算を無条件で上げるべきです。組合は7月、会社に対し団体交渉をおこない、「登録バイト制」の撤回を求め、離職が多いのであれば職員を増やすべき、基本給、一時金などを上げるよう要求しました。組合から「登録バイト制」違法の認識はないか問うと、会社側「あくまでも希望者のみ、労働条件の変更でない」と回答しました。組合は「職員が認めれば不利益でない」というのは間違いだと追及し、会社側は一切否定できませんでした。そして登録バイト制撤回要求を拒否回答してきました。認めることはできません。

狙いは職員に「希望」させて責任転嫁!  

 会社の主張「希望者だけ」の狙いは何か?いざとなれば全て希望した職員の責任にしようというものです。行先は他施設で、休日も減ります。それで事故など起きた時に会社は「職員が希望したから」として非難を職員に向け責任逃れしたいのです。休日割増賃金以下の違法な低条件でも希望した職員の責任にする狙いです。事実、会社は事故が起きた時職員に責任を押し付け、一人夜勤化された施設では「職員が希望した」という形を取らせたと聞きます。絶対に認められません。既に「登録バイト」をされた方がいらっしゃいましたら連絡を下さい。(写真は11月5日労働者集会、改憲阻止大行動です)

ニュースへのリンク

2017年9月20日水曜日

ベストライフ東村山分会NEWS 2017年9月17日

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBcGVlalhkNUJORGM/view?usp=sharing


 多摩連帯ユニオンベストライフ東村山分会という合同労働組合です。
 多摩連帯ユニオンに入り、一緒に会社の人員削減に反対し、安心して働ける職場にしましょう。

この間の動き

 先日、会社は夜勤の勤務時間を30分延長し、休憩時間を1時間減らす、と発表しました。更なる長時間労働の強要であり、公休が月9日に増えたとしても認められません。会社の狙いは、職員を増やさないで特に忙しい時間を夜勤者の労働強化で済ませようとする、また、夜勤に新たに労働強化させよう、と見ざるを得ません。事実、会社は日勤帯でできない事を夜勤に指示することがあり、一層の夜勤への負担を狙うものであり、認められません。
 また会社は「施設長のいうことには全員ではいといえ」「言うことを聞かない職員がいたら本社に報告しろ」など発表しました。会社としては、離職の多さに悩まされる、一方で金儲けのために職員減らして賃金下げたい、そのために力づくで職員を服従させようという狙いがあると思います。一方で会社は職員が力を合わせて会社政策に反対することを何よりも恐れていると言えます。
 ベストライフは2000年介護保険制度で民間企業が金儲けできるようになってできた株式会社です。10年前、リーマンショックが起こり、日本では「派遣切り」と呼ばれる人員削減が吹き荒れました。ベストライフはこの時期に「ユニット制」というかたちで人員削減を強めてきました。私達は安心して働ける職場にしたいと考え、この労働組合を立ち上げました。会社が「金儲けのため」と公言する一人夜勤化に対し、安全を守れないことを訴えストライキで阻止してきました。
 人員削減の結果、ベストライフでは事故などが起きた時、会社の働かせ方は置かれ、実際全て職員の責任にされ続けてきました。こんなあり方なくし、力を合わせて安心して働ける職場にしましょう。そのために労働組合が必要です。職員間だけで話し合って、賃上げ、増員などはじめ、会社に要求を作りませんか。

別紙の以下のアンケートに是非回答お願いいたします。秘密は厳守いたします。





11・5全国労働者集会

11月5日正午・東京・日比谷野外音楽堂
改憲阻止!1万人大行進
(日比谷→銀座→東京駅までデモ)
正午から 改憲・労働法制改悪と闘う全国労働者総決起集会
午後2時から 改憲阻止!各団体のアピール
午後3時デモ出発
呼びかけ:全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部・全国金属機械労働組合港合同・国鉄千葉動力車労働組合

 ベストライフなど、民間企業が規制緩和で福祉に参入する契機になったのが1980年代の国鉄分割民営化です。当時の首相・中曽根は「国労、総評を潰して新憲法を床の間に安置する」と、労働運動つぶし、改憲が狙いと公言していました。11月5日労働者集会は、国鉄分割民営化に絶対反対でたたかい、団結を守りぬき、拡大する国鉄千葉動力車労働組合がよびかけです。
 安倍政権は「新憲法2020年施行」と改憲に向かって動き出しました。戦争に駆り出されるのは私たち労働者です。私たち労働者が職場で団結してたたかえば戦争を阻止できます。ぜひ集まりましょう。

ニュースへのリンク






アンケート

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBcGVlalhkNUJORGM/view?usp=sharing

2017年8月4日金曜日

ベストライフ東村山分会NEWS 2017年8月4日

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBa2hUSmlPWnVmNFU/view?usp=sharing


「登録バイト制」絶対反対!

 3月に会社から口頭発表された「登録バイト制(常勤職員対象、公休日に所属外のベストライフ施設で「バイトできる」月最大4回まで、日給介護1万、看護1万8千円)」は絶対に認められません。会社は金儲けのために労働者に低賃金で長時間働かせたいのです。事実会社は「離職が多い」と発表していました。残業、休日出勤には割増賃金が発生します。「日給1万円」では割増賃金以下で違法です。「バイト」分の雇用保険はどうなる?週20時間以下なら払う義務はなく、払いたくないための「バイト」は脱法行為です。「登録バイト」を既にされてしまった方がいらっしゃいましたら連絡下さい。

7月4日団体交渉報告2

 7月4日の団交で、組合から「登録バイト制」撤回を要求し、上記の様な違法の認識はないか問うと、会社側「あくまでも希望者のみ、労働条件の変更でない」と回答しました。組合は「職員が認めれば不利益でない」というのは間違いだと追及し、会社側は一切否定できませんでした。
 また会社は「登録バイト」について口頭発表のみで通達を出していません。通達文書の有無を問うと「ない」と回答しました。
 今回も会社側は、決定権を持っていない総務施設課長らを出席させ「本社に持ち帰って回答する」という不誠実な対応でした。今後役員など経営に責任ある人格の出席を求めた上で、組合からは席上 ・登録バイト制の撤回 ・通達開示 ・就業規則、36協定の文書提示を求め、会社側に回答を18日までに行うと約束させました。

会社から撤回拒否回答届く!

 7月18日、会社から文書回答が届きました。全て拒否、断じて認められません。
・「登録バイト制」の撤回はしない
・「登録バイト制」の会社通達開示を拒否、「希望者にのみ申込書配布」
・就業規則、36協定配布要求は「事業所で閲覧できる」と拒否(閲覧はできて当然、入社時に配布されてしかるべき)

狙いは職員に「希望」させて責任転嫁!
 

 会社の主張「希望者だけ」の狙いは何か。いざとなれば全て「希望した」職員の責任にしようというものです。行先は不慣れな他施設です。休日も減ります。それで事故など起きた時に会社は「職員が希望したから」として非難を職員に向け責任逃れしたいのです。休日割増賃金以下の違法な低条件でも「希望した」職員の責任にしようという狙いです。事実、会社は「登録バイト」設立理由を「低賃金で離職してほしくない。職員から希望が出たから」としていました。また、会社は以前、一人夜勤化をすすめようとした時も、「職員が希望した」という形を取らせようとしていました。絶対に認められません。

多摩連帯ユニオンに入り共にたたかおう!

 会社は「低賃金で離職してほしくない」ならば、「バイト」を撤回し、査定なく賃金を上げるべきです。一緒に賃上げのとりくみをしましょう。それには労働組合で力を合わせてたたかう以外ありません。職場のことを職員間だけで一緒に考え、「会社ルール」に縛られない要求をつくってたたかいましょう。

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2017年7月8日土曜日

ベストライフ東村山分会NEWS 2017年7月7日

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBNWJVcG12bWdTNkU/view?usp=sharing


「登録バイト制」絶対反対!
7月4日団体交渉報告速報

 ベストライフで働く仲間の皆さん。3月にエリア会議で発表された「登録バイト制」は、絶対に認められません。
 会社は「賃金が安い事で離職してほしくないから作った」という趣旨の説明をしていました。しかし実際は違法な低賃金と長時間労働をしろと勧めているのです。残業、休日出勤には割増賃金が発生します。しかし会社の「登録バイト1万円」は割増賃金以下、というのは違法です。
 雇用保険はどうなる? バイト週20時間未満なら会社は保険料払う義務はなく、払いたくないための「バイト」雇用は脱法行為です。
 「低賃金が不満なら休日も長時間働け」というものであり、絶対に認められません。組合は会社に団体交渉を申し入れ、7月4日に行いました。
 組合は会社に対し、「登録バイト制」の撤回を求め、離職が多く、職員が足りないのであれば「登録バイト」でなく、職員を増やすべき、基本給、一時金を上げることなどを要求しました。
 
 組合は会社に以下の文書提示を求めました。
1.「登録バイト制」の説明
2.就業規則
3.36協定
対して会社側は7月18日までに文書回答することを約束しました。
 詳細は次号で掲載いたします。

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2017年4月22日土曜日

ベストライフ東村山分会NEWS 2017年4月

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBOGNxYURUS2tLMXM/view?usp=sharing

「登録バイト制」は違法だ!

 ベストライフで働く仲間の皆さん。先月会社のエリア会議報告のなかで「登録バイト制」が発表されました。会社は理由を賃金が安いから「職員からの希望があった」等言いました。発表された「登録バイト制」の対象は常勤で、休日に近隣のベストライフで「バイトできる」というもので、「日給介護10000円、看護師18000円で夜勤に入ると二日分支給、交通費、昼食付、最大月4回可能」という内容です。
 しかし、会社の「登録バイト制」は違法であり、できません。常勤職員が同じ社内で働く上で「この日とこの日だけバイト」というのは違法です。絶対に認められません。

「バイト」を装い不利益変更!! 

 この「登録バイト制」は、会社が本当に実施したら違法になります。公休8日のところ「バイト月最大4回」とは何か?これは会社が労働基準法35条「使用者は、労働者に対して、毎週少くとも一回の休日を与えなければならない。②前項の規定は、四週間を通じ四日以上の休日を与える使用者については適用しない」違反から逃れるためのものと思われます。また、バイトにしたらバイト分の確定申告を職員自身がしなければなりません。バイトだとしたらこの煩雑な手続きを職員自身で行わなければならなくなるはずです。手続きは言われていません。「バイト」というのは実際には偽りです。
 本来休日出勤には休日出勤手当がつかなくてはなりません。常勤職員で日給計算に換算すれば社会保障を含め「介護一日1万円」では収まりません。
 会社がしたいのは、「バイト」という形態を装い、休日出勤手当を払わない労働条件の不利益変更です。会社は、「職員の声」に応える様に装って、本来休日出勤手当を払うところを「日給1万」に抑えてその差額で儲けようとしているのです。会社は離職を減らしたいならば職員に査定なく一律で賃金を上げるべきです。職員を増やし、介護職員処遇改善加算を一律で支給すべきです。
  賃金も職員数も抑えられ、介護職員処遇改善加算も低額にされる、一人夜勤、そして今回。こんな職員をなめることは許せませんベストライフ分会は一人夜勤だけはストライキで止めてきました。現状をかえるには私達労働者の組織が必要です、ぜひ多摩連帯ユニオンでともに安心して働ける職場をつくりましょう。

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2016年11月5日土曜日

ベストライフ東村山分会NEWS 2016年11月

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBQzd5Z3M2X3JsQm8/view?usp=sharing


労働組合が必要だ

これまで切り開いた地平

 多摩連帯ユニオンベストライフ東村山分会という労働組合です。皆さんにも入っていただき、一緒に安心して働ける職場にしようとよびかけます。そのために当分会のこれまでの経緯、会社側の動きとその時代背景、つかんできたことを振り返ります。

人員削減多発のなかで阻止!

 当分会を立ち上げた直接の契機は、2008年の会社による高見分会長への退職勧奨でした。ただちに当分会を立ち上げました。対して会社は団体交渉の席上、一転して「退職勧奨していない」と言い、同時に高見分会長に予告した「研修」も取り下げてきました。会社が態度を一変したのは「退職勧奨をした」と言えば、違法行為を認めることになるからです。
 2008年当時の背景として、リーマンショックといわれる、世界大恐慌の引き金となった米大手リーマンブラザーズが経営破綻した時期でした。そのなかで日本では当時「派遣切り」と言われた人員削減が各地で多発していました。この情勢下で退職強要を阻止し、労働組合を立ち上げたことは大きいことでした。
 ベストライフが人員削減、合理化、労働者支配に組織を挙げて踏み込んできたのは、2009年のユニット制です。この過程で、東村山(7名)を含め、全国で多くの労働者が「雇い止め」されました。ライン、「ユニット検証」などそれまではありませんでした。会社はこの時、ユニット制反対を訴えた当分会を潰そうとしましたが、阻止しました。当時、世界大恐慌が深まるなかで、会社のなりふり構わぬ攻撃です。そのなかで組合潰しを許さず、賃金を上げるための取り組みなどを行うなどのとりくみをしました。

労働組合つぶしを防ぎ続けた  

 会社による労働組合つぶしは、2012年から激化しました。会社は当時、サービス残業を強要しようとしたり、監視を強めたりしてきました。会社に対して未払い残業代請求を始め、労働基準監督署にも申し立てました。会社は、労基署指導の下、東村山へ来た席上、高見分会長に対して「就業規則違反」なるものを出しました。これは会社側の報復であり、年内の解雇、労働組合つぶしを狙うものととらえ、反論書を提出し、反撃して解雇処分を阻止しました。

労働組合つぶしを防ぎ続けた

 この地平の上に2013年4月にはベストライフ闘争報告集会を開催しました。ベストライフに限らず、近隣の医療・福祉職場の仲間が多く集まり、力を合わせる一歩となりました。

見せしめに介護業務外し

 会社は「処分でない。処遇だ」と言い、高見分会長を「反抗的」と称して7月、介護業務を奪いました。
 会社からすれば、「会社の政策に反対するとこうなるぞ」という見せしめです。会社は労働組合のたたかいをつぶせないと見て、高見分会長を介護業務から外して嫌にさせて自主退職させようというものです。
 この2012、3年の過程は、世界恐慌がさらに深まるなかで多くの企業が数多くの労働者を自主退職に追い込もうとする「追い出し部屋」が社会問題になった時期でした。また、ベストライフではユニット制以降、労働者支配は強められ、酷使がすすみ、賃金も上がらないなかで離職が多発している時期でした。
 また、一人業務を外すことで、現場は本来業務する人が欠け、負担がいきます。職員を減らし酷使しているのは社です。処遇改善加算をろくに支給しないのも会社です。業務外しは職員の怒りの矛先を会社から仲間に向かわせようとするものです。しかし労働組合を潰すことはできませんでした。介護業務に戻せ。
 このようななかで2014年、会社は一人夜勤化をうちだしましたが分会は絶対反対でたちあがり、ストライキで一人夜勤を阻止しました。ストライキは労働組合だからできたことです。

全ては力関係! 一緒にたたかおう

 これまでのとりくみで感じたのは一つは会社の都合で人員削減され、業務が増えるのに、事故が起きれば職員の一方的責任にして片付けようとします。このあり方こそなくすべきと考えます。
 そして、何より全ては会社と労働者の力関係できまるということです。実際会社は「力関係だ」と言います。実際業務につくのは労働者です。ですから全員「追い出し部屋」には入れられません。
 ベストライフでも会社との力関係を変えるために11・6労働者集会に集まりましょう。




戦争と労働法制解体に反撃を!
11・6労働者総決起集会
11月6日(日)正午東京・日比谷野外音楽堂
<呼びかけ>
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
全国金属機械労働組合港合同
国鉄千葉動力車労働組合
国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動)

ビラへのリンク

2016年9月29日木曜日

ベストライフ東村山分会NEWS 9.28号

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBdG5meEdXSHZRdTA/view?usp=sharing


「やまゆり園事件」はなぜ起きたか

労働組合に入りともにたたかおう
最大の元凶は命よりカネの新自由主義


 7月26日、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡し、27人が重軽傷を負う事件が発生しました。この「相模原事件」の最大の元凶は、「命よりもカネ」の医療・福祉の民営化、新自由主義による医療・福祉の根底的破壊です。そしてその背景には、安倍政権が進める資本の生き残りのための搾取・収奪の極限化と、その行き着く先である戦争と一体の障害者政策があります。障害者を「利潤追求にとって役に立たない存在」「戦争において役に立たない存在」として抹殺する戦時型の障害者政策です。
 事件の容疑者とされる26歳の元青年が主張する「価値のない命の抹殺」という思想は、実は資本主義社会の現実そのものが生み出すイデオロギーに他なりません。
 「ナチスのやり方に学べ」という副総理・麻生太郎は、高齢者に「いつまで生きているつもりか」と言いました。元都知事石原慎太郎は、障害者に対して「人格あるのかね」と暴言を吐きました。資本の価値増殖の役に立つかどうかで命を選別し、「価値なき命」とされた者に対して安楽死を扇動してきたのは、他でもない、安倍らたちです。

 「津久井やまゆり園」は元来、神奈川県が運営する県立施設でした。だが11年前に指定管理者制度が導入され、民営化によって業務が丸ごと民間に委託され、その過程で労働組合が解体されたのです。管理部門を除き、直接入所者 とかかわる「生活支援員」は135人、24時間の介護が必要な重度障害者約20人を一単位とする1「ホーム」を、夜勤帯では1人で見なければならない状態にたたき込まれました。待遇は午後6時〜翌朝8時半までの勤務で時給905円。神奈川県の最低賃金で、夜間割増賃金もありませんでした。
 安倍は「弱者を狙った許しがたい犯行」などと言う。だが高齢者や障害者を食い物にして肥え太ってきたのはどこの誰だ!? 障害者の生活をとことん破壊し、利益最優先に走るアベノミクスこそ、「障害者は生きる価値がない」などという思想を生み出した最大の元凶です。
 そうした「命よりカネ」の新自由主義攻撃の中で、医療・福祉職場の労働者の心身はズタズタに破壊され、労働と誇り、共同性と人間性が奪われていきます。その結果、障害者の生命や安全が最も許せない形で奪われました。
 私達は、労働組合のもとに団結することによって絶望ではなく希望を生み出していこうと訴えます。多摩連帯ユニオンに入り、「命よりもカネ」の新自由主義の医療・福祉政策に対して力を合わせてたたかいましょう。

11月6日労働者集会へ

  東京・日比谷野外音楽堂で11月6日、全国労働者総決起集会を開催します。日本全国のあらゆる産別・職場で労働運動を組織し、再生し、全国的なネットワークにつなげることをめざす集会です。
 資本主義の生み出す危機が、世界に戦争と騒乱を拡大させています。安倍政権は改憲に突き進んでいます。今こそ世界中の労働組合が戦争反対の先頭に立とう。労働者の国際的な団結こそが戦争をとめる力です。
 安倍政権は、雇用・労政政策を抜本的に転換する戦後労働法制の解体に踏み出しています。昨年の派遣の全面解禁に引き続き、9月末から臨時国会では労働時間規制の解体や金銭解雇制度などを画策しています。労働法制解体と改憲を阻止する広範な闘いをつくりだしましょう。
 11月6日、東京・日比谷野音には世界の闘う仲間が集まります。ベストライフで働く仲間の皆さん。 11・6日比谷野音へ大結集をお願いします。




安倍の改憲許すな! 10・23集会
●講演
杉井吉彦 (国分寺本町クリニック院長、ふくしま共同診療所医師)
「甲状腺検診打ち切り、帰還強制に反対する大運動を」
●アピール
鈴木達夫 (弁護士)「改憲と戦争に絶対反対」

とき: 10月23日(日)13時半 開始
ところ: 立川市女性総合センター・アイムホール
(JR「立川駅」北口から徒歩7分、多摩都市モノレール「立川北駅」国営昭和記念公園方面出口から徒歩5分)
資料代500円
戦争絶対反対! 許すな改憲! 大行動・多摩




戦争と労働法制解体に反撃を!
11・6労働者総決起集会


国鉄1047名解雇撤回!
闘う労働組合の全国ネットワークを!

11月6日(日)正午     参加費500円
東京・日比谷野外音楽堂(日比谷公園内)

<呼びかけ>
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
全国金属機械労働組合港合同
国鉄千葉動力車労働組合
国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動)

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2016年7月13日水曜日

ベストライフ東村山分会NEWS 2016年7月7日

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBOTN1OWw0Q0F1ZFE/view?usp=sharing

介護職場こそ労働組合が必要だ!

 有料老人ホーム・ベストライフはとんでもない企業です。介護保険制度以降、介護、福祉に民間企業が金儲けできるようになってからできた会社です。安全などより会社の利益を優先し、職員を削減し、酷使し続ける。この間、夜勤を1人にされた施設がいくつもあります。人員削減をして事故など問題が起きれば、職員の責任にしようとします。また、職員を減らすなかで「介護ボリュームの適正化」と称して介護量を減らす、実際排泄介助の回数が減らされるに至りました。また、本来介護職員の賃金改善が名目の「介護職員処遇改善加算」金を国から得たら「査定(考課)」と称し、職員にはろくに支給しない、会社が勝手放題使ったりしています。
 このようなあり方に絶対反対です。会社は高見分会長を「反抗的」と称して介護業務を奪いました。しかし、東村山では1人夜勤化に対してストライキでたたかい、導入を止め続けています。

組合つぶしの見せしめやめろ!

 高見分会長は個人面談の場で「介護業務に戻して頂きたい」と訴えました。対して施設長の回答は「(高見が)変わらなければならないと思うよ。本社がどう判断するかだ」という内容でした。
 この施設長の発言で明らかになった事は、会社にとって(高見が)言う通りできるかどうかは関係なく、介護業務から外していることです。つまり高見分会長が労働組合で人員削減、職員酷使のユニット制や査定、一人夜勤化などに反対しているから「反対するとこうなるぞ」と見せしめとして介護業務を外しているのだ、という事を明らかにしたのです。会社はただちに高見分会長を介護業務に戻し、職員を増やすべきです。
 何より虐待や事故をなくし、職員を増やし、安心して働けるようできるのは労働組合だけです。 労働組合こそ介護職場に必要なのです。多摩連帯ユニオンへ集まりましょう。


2016年5月1日日曜日

ベストライフ東村山分会ニュース 第5号

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBTjBqclpVMjEzbEE/view?usp=sharing

ユニット制絶対反対!
会社は職員を増やせ!

 多摩連帯ユニオンベストライフ東村山分会という労働組合です。皆さんにお伝えしたい事は、私達職員が安心して働ける職場にしたい、そのためには多摩連帯ユニオンに集まり、会社のユニット制(ライン)というシステムに一緒に反対し、増員させる事がどうしても必要です。なぜなら、会社のシステムに反対しなければ、酷使されるだけでなく、事故や虐待など現場で起きた事の責任を、会社が職員に負わせようとするからです。現にこの間、Sアミーユ川崎幸町で起きた転落死事件・逮捕報道は、会社のシステムを止めさせなければ、私達職員が殺人者にされてしまうところまで行き着くことを示しているのではないでしょうか。こんなシステムは絶対反対です。

ラインでなく職員増やせ! 

 ユニット制、ラインでなく、職員を増やすべきです。増員要求を一緒に考えて出しませんか?
 ラインとは、この間報道されているアミーユでも導入されている、会社側から見れば、職員を減らして業務を分刻みにして多く働かせて儲けようとするものです。このなかで、仲間どうし助けあうあり方が会社に奪われたのです。事実、2009 年のライン導入以前は、十分かはともかくもっと職員がいました。時間かかる事あらば仲間同士自らすすんで助けあっていました。
 確かに会社は「遅れる事あればリーダー報告すれば良い」と言います。しかし後のミーティングで「何故時間がかかったんだ」など吊しあげる事をどう思いますか?
 Sアミーユ川崎幸町で起きた転落死事件で逮捕された元労働者は、ラインというあり方に「ストレスを感じていた」と報道されています。ベストライフで起きた暴行事件でも、「職場でのストレス」が原因だったと報道されています。会社は虐待をなくすためにはこんなラインというあり方をなくし、職員を増やすべきはないでしょうか。ユニット制導入以降、起きた色々な問題は今後も当誌面で分けて出していきたいと思います。

多摩連帯ユニオンへ! 

 改めて、具体的には会社に増員を要求する事が必要と考えますが、いかがでしょうか?
 例えば、朝食時は、どこでも日中より更に少ない人数で、多くの配薬をはじめ、食事介助、誘導などが重なるはずです。少ない人数のなかで問題が起きれば、職員が責められる事も多いのではないでしょうか。その責任は職員でなく会社です。朝食時ならば、職員をもう X 人増やしてほしい、など一緒に考えて会社に要求を出しませんか?
 多摩連帯ユニオンは会社が金儲けのために狙う一人夜勤化に対し、ストライキでたたかい、東村山では阻止し続けてきました。これは労働組合という労働者の団結体でたたかってはじめてできた事です。ぜひ多摩連帯ユニオンに集まりませんか。秘密は厳守いたします。

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2016年3月30日水曜日

4/19 作業所討論学習会

https://drive.google.com/file/d/0B2HgPUAlbi38Qy1pZFYzZ0xtRGc/view?usp=sharing


4/19(火)
一億総活躍社会を斬る!
作業所討論学習会

場所 阿佐ヶ谷地域区民センター3階
時間 午後6時30分
主催 すべての作業所に合同労組をつくろう!実行委員会

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2016年3月6日日曜日

2016年3月6日 第4号

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBN2dPR1ZpSHpuQWs/view?usp=sharing

ユニット制・一人夜勤絶対反対!
多摩連帯ユニオンへ!


 多摩連帯ユニオンベストライフ東村山分会という労働組合です。ぜひ、多摩連帯ユニオンに集まり、力を合わせて安心して働ける職場をたたかいとりましょう。職員一人一人と会社は対等ではないからです。会社は利益をあげるために職員を減らし、権限で私達を好き勝手酷使しているのではないでしょうか? これを止めるには仲間どうし力を合わせ、抵抗するしかないからです。この間組合では、一人夜勤化に対して絶対反対を掲げ、ストライキをたたかい、東村山では導入を阻止し続けてきました。
 
 
 会社の金儲けのために職員を減らして酷使するシステム(ベストライフではユニット制など)全部に絶対反対です。事実、この間の本社との団体交渉で、一人夜勤に減らす理由を問うと「会社の経営的判断」「リスクは認める」と回答してきました。つまり会社が金儲けのために職員を減らし、一方で「安心・安全」と言いながらリスク、安全が守れない可能性がある働き方を指示していることを明らかにしました。
 
 多摩連帯ユニオンに入り、この会社のシステムに反対し、安心して働ける職場にしませんか?職員を増やしてほしい!など会社への要求を一緒に練り、考えて出しませんか?職種、職場など違うと仲間どうしでも状況がわかりにくい事あるかと思います。問題を持ち寄りましょう。秘密、プライバシーは厳守いたします。


人員削減が原因!
全ては会社側の責任だ!

 この間Sアミーユ川崎幸町の元職員が「入居者3人を転落死させたと自供した」と報道されています。ベストライフでもこれまで虐待が報道されました。
 これら一連の責任は全て会社側にあります。職員の責任にして片付けられる事はあってはなりません。Sアミーユ川崎幸町では6階80室を夜間わずか3人体制でした。1人で数フロアに対応するような状況でした。事故も多いなか、東京北部ユニオンアミーユ支部(光が丘)では、これでは安全を守れないと、職員の増員を要求し続けていました。対してアミーユは、Sアミーユ川崎幸町の元職員が逮捕される前日に、増員拒否回答を行ってきたのです。この現場の職員に矛盾を強いる会社のあり方を許すことができません。Sアミーユ川崎の元職員もこのようななかに置かれていたのです。




ユニット制絶対反対!!

 改めてベストライフが行ってきたシステム、ユニット制に絶対反対です。ユニット制は「仕事量の公平化」と称して職員を減らして儲けるシステムです。職員を酷使させるシステムです。分刻みの動きをさせるあり方は、アミーユの「アクシスト」システムと同じです。このなかで、職員どうしが助けあうあり方が奪われてきました。具体的には改めて出していきたいと思います。
 会社側は「なぜ遅れた?」「仕事の手が遅い」「死ぬ気でやれ」など言ってきたりします。こんな会社のシステムだから離職が増えたのではないでしょうか? こんなシステムだからストレスがたまるのではないでしょうか? こんなシステムだから虐待にせよ、色々な問題が起きるのではないでしょうか? 事実、一昨年のベストライフで起きた虐待報道では、職場でのストレスから至ってしまったと言われています。
 多摩連帯ユニオンに入り、この会社のシステムに反対し、安全に安心して働ける職場にしましょう。

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2016年2月24日水曜日

Sアミーユ川崎幸町での転落死の逮捕報道に際しての声明

 東京北部ユニオン・アミーユ支部

 「Sアミーユ川崎幸町」の元職員が、『入居者3人を転落死させたと自供した』と連日報道されているが、これによって一連の事件・事故の会社の責任を曖昧にさせてはならない。一切の責任は会社にあることを今一度はっきりさせて、東京北部ユニオン・アミーユ支部(以下組合という)は、労働者の命と生活を守り、安全な職場を作るために会社と徹底的に闘うことを宣言する。

●極限的な人員削減=合理化こそ、事件・事故の最大の原因だ!

 今回の事態であらためて明らかとなったことは、Sアミーユ川崎幸町において、6階・80室を夜間帯わずか3人で見守りをしていたという事実だ。数フロアを1人で見回り見守らなければならないという極限的人員体制のなかで、一連の事故・事件は発生した。
 これは、他のアミーユ施設においてもまったく同様だ。しかし、会社は人員増員要求には一切応じようとしない。アミーユ光が丘では夜間帯は2つのフロアを1人で見なければならず、実際に事故が多発している。組合は、「これでは安全を守れない。増員しろ!」と結成当初から要求し続けているが、昨年9月にSアミーユ川崎幸町での一連の事故が報道された以降も会社は一切応じようとせず、「配置基準を満たしている」というばかりである。会社の体質は一切変わっていない。一連の事件・事故の一切の責任は会社にある。

●「夜間、各フロアに職員が常駐している必要はない」――労働者に一切の犠牲を押し付ける宣言!

 組合は、アミーユ光が丘において、1月25日の夜間帯に、1階の同じ利用者が、2回もべッドから転落するという事故がおきたことに関して、「夜間帯 1 名を増員し、各階に職員を配置すること」を要求する緊急申し入れ書を提出した(2月2日)。「以前から組合が『手薄な体制』について指摘しているにも関わらず、夜間に1階と4階を職員一人で対応させるあり方を会社は見直さず、入居者・職員の安全について考慮していない。事故のみならず、夜勤帯長時間両フロアを対応することは、職員にとって負担が大き過ぎ、施設としての責任を放棄している。」と指摘した。
 ところが会社は、「夜間帯、各階に1名、職員を配置すること」という当然の、ささやかな、最低限の要求に対しても、「今回の事故は一過性の体調変化による転倒事故である為、事故防止の為の職員の増員が必要とは考えられません」「現状手薄な人員配置とは考えていない為、夜間帯一名を増員し配置することは予定しておりません」「事故防止の為に、必ずしも各フロアに職員が常駐している必要はありません」と回答してきた(2月15日付回答書)。
 さらに回答書では、「そもそも、各フロアに職員が常駐していたとしても、突発的な居室で発生する事故は防ぐことができません。…施設としての責任を放棄しているとの貴組合の主張に根拠はありません」とまで言い放った。
現場職員は日々命を削って安全を守るために必死に働いているのに、会社は「各フロアに職員が常駐していても、事故は防げない」とどうして言い切れるのか? 「Sアミーユ川崎幸町」で逮捕された職員も、とりわけ夜勤帯の極限的状況に触れているではないか。アミーユの非人間的な夜勤労働の実態は、もはや社会的問題として認識され、その改善が求められているではないか。会社は9月の一連の事故報道後、橋本会長名で「各職員の皆さんが、日頃負っているストレスを十分に把握せず、現場任せにしていたという、痛烈な反省を感じています」「皆さんが現在感じている問題をアドレスに送ってもらいたいと思います」と書面を出したが、実際にはまったく何もしてこなかった。いやそれどころか、現場に即した職員の声を切り捨てている。
 「夜間帯、各階1名の職員の配置を」――これは現場からの、安全を確保するための最低限の訴えであり、叫びである。にもかかわらず、「人員増だけは、絶対に認めるわけにはいかない」と強固に拒否する会社の姿勢こそ、「Sアミーユ川崎幸町」の事態を何ら見つめず、改善もせず、再びこうした痛ましい事件を生み出しても構わないという、会社の本質を露わにしている。
 「Sアミーユ川崎幸町」の元職員が逮捕された、まさにその前日に出されたこの回答こそが、「現場の安全崩壊など一切省みず、労働者に一切の犠牲を押し付ける」という会社の宣言そのものである。断じて認めるわけにはいかない!

●「アクシスト」システムが、介護現場を破壊している

 さらに、アミーユ施設においては、人員不足だけにとどまらず、「アクシスト」と呼ばれるシステムによって究極の合理化体制が取られ、これが現場職員を極限的な多忙に追い込み、孤立させるものとなっている。
 会社は利益を上げるために、限度を超えた合理化・人員削減をおこなってきた。「アクシスト」システムでは、担当フロアーを持たず、職員の動きが分刻みでスケジュール化される一方、そのスケジュールには突発事故やナースコール(NC)に対応する時間が全く考慮されていない。認知症による行動障害や精神疾患高齢者がどのような行動を行うか、などを完全に度外視した「アクシスト」は、職員が休憩、仮眠もとれないような殺人的夜勤を生み出している。
 その上に、アミーユでは「アクシスト」によって、施設でありながら職員一人一人が訪問介護のような動き方をしている。自分の仕事をこなすので精一杯で職員同士の協力・協働ができないシステムだ。十分な人員がいて、職員同士が協力・協働できる労働環境を作らなければ、また同じような事件・事故が起きる。
 「アクシスト」システムは、極限的な人員削減を実現し、職員を分断・孤立させ、そのことによって会社が暴利をむさぼる事を合理化する、まさに「うちでの小づち」となっているのだ! こんな「アクシスト」システムは、廃止以外にない。

●労働者が「殺人者」とされることを拒否しよう! 労働組合をつくり団結して、労働者の誇りを取り戻そう

 「介護現場の崩壊」と言えるこの状況の根本原因は、介護の民営化である2000年の介護保険制度導入によって介護が、企業が儲けるための産業にさせられたことにある。1円でも多く儲けるために、労働者をとことん低賃金で働かせ、できるだけ少ない人員で職場を回させ、金のかかる安全対策はないがしろにされてきた。また、介護の知識や経験がない他業種の資本が儲けるために参入したことも、介護現場を劣悪にした大きな要因である。そして介護保険の導入によって、多くの職場が労働組合のない職場になったことが、会社の「やりたい放題」を許してきた一番の原因だ。安倍政権は介護を成長戦略の柱と位置づけて、さらに大企業が儲けるための産業に変えようとしている。
 他産業でも、尼崎事故をはじめとしたJRでの事故多発、先月の軽井沢スキーバス事故など、民営化、外注化、規制緩和によって安全が崩壊し、事故が多発している。
 職場の安全は、労働者が団結して労働組合をつくって団結し、勝ち取る以外に絶対に守られない。必死に現場で働く労働者の安全が日々脅かされ、「殺人者」にまでされる状況を、今こそ変えなければならない。
 今まで介護労働者は、劣悪な職場環境で、理不尽なことを強いられ、くやしい思いをしてきた。そんな中でも、介護労働者は必死に働き、現場を守ってきた。崩壊する介護現場を、安全で、みんなが誇りをもって働ける職場に変えることができるのは、現場を動かしている労働者だけだ。そしてそれは、労働組合を通じた労働者の団結があればぜったいに可能だ。団結した闘いの中でこそ、私たち介護労働者は、労働者としての誇りを奪い返すことができる。
 もう一度、全国のアミーユをはじめすべての介護労働者のみなさんに訴えます。職場の安全は労働者が団結して労働組合を結成して、「安全よりも金儲け」の会社と闘って、勝ち取る以外にありません。労働組合を作って共に闘いましょう。東京北部ユニオン・アミーユ支部、合同一般労働組合全国協議会に加入し、一緒に闘いましょう。

2016年2月22日


合同・一般労働組合全国協議会サイトから転載

2015年10月28日水曜日

2015年10月27日 第3号

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBaTVTMU4xUElEbTQ/view?usp=sharing


ストライキで一人夜勤化を阻止  
多摩連帯ユニオンに入ろう 
         

 ベストライフで働く仲間の皆さん。合同・一般労働組合多摩連帯ユニオンベストライフ東村山分会です。多摩連帯ユニオンは東村山以外の施設の方でも、派遣などの方でも、子会社に雇われている方であっても、一人でも入ってたたかえる労働組合です。皆さんに是非、多摩連帯ユニオンに入ってともにたたかうことを呼びかけます。(連絡先は上記です)

ストライキができる組合が必要です

 9月の安倍政権による戦争法強行に対し、阻止するために国会前にかけつけた方もいたのではないでしょうか。多摩連帯ユニオンも数万人の人たちと連日国会前にかけつけました。
 たたかいはこれからです。実際に戦争に動員されるのは私達労働者です。今回強行採決された安保戦争法でも、労働者の戦争動員が明記されています。152社と機関が「指定公共機関」として戦争協力が義務づけられています。事実、8月に行われた米韓国合同軍事演習では、軍の他に公務員労働者40万人が動員されています。
 労働者を動員しなければ戦争はできないのです。職場を動かしているのは労働者であり、資本家ではありません。労働者が戦争協力を拒否しストライキでたたかえば戦争を止められます。戦争を止めるためにもストライキでたたかえる労働組合が今必要です。


ストライキで一人夜勤化阻止!
労働組合は職場の仲間のためにたたかう

 ベストライフ東村山分会では、会社が狙う一人夜勤化に対して絶対反対を掲げ、昨年10月、ストライキをたたかいぬき、今も一人夜勤化を阻止し続けています。
 会社はストライキの報復として、違法な「ペナルティ」を適応し、賃金カットを行ってきました。しかし私達は、会社に違法を認めさせ、賃金カットの一部を取り消させる勝利をかちとっています。
 この間の組合の追及で、会社は一人夜勤化をすすめる理由を会社の「経営的判断」つまり利益のためだと言っています。「安全を」といいながら会社の利益のために一人夜勤化など職員を減らし、リスクのある状態に職員を置く様なあり方を許せますか?多くの仲間が離職するような職場環境を許せますか?介護職員の賃金改善が目的のはずの介護職員処遇改善加算も会社は職員に少ししか支給せず、「支払い方法は国に任されている」と称して法定福利費の会社負担分につぎ込む職員無視のあり方を許せますか?
  このような会社のあり方に対して、皆さんと一緒に考えて反対できる様にしたいです。必要な職員採用を要求していきましょう。改めて、介護職員処遇改善加算について、引き続き会社に追及します。実際に毎月2万円以上の支給をかちとっている施設もあります。ぜひ皆さん、多摩連帯ユニオンに入りともにたたかいましょう。

11・1全国労働者総決起集会へ!

 全日本建設運輸連帯労働組合・関西地区生コン支部や全国金属機械労働組合・港合同、国鉄千葉動力車労働組合が呼びかけるこの集会には、ストライキでたたかう労働組合が全国から、海外から集まります。ストライキでたたかえる労働組合が集まれる場はここだけです。ぜひ一緒にいきましょう。
 多摩連帯ユニオンの組合旗を目印に、日比谷野外音楽堂に12時に集まってください。

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2015年9月13日日曜日

「Sアミーユ川崎幸町」での転落死亡など一連の事故についての声明

http://www.godoroSo-zenkokukyou.org/grz/wp-content/uploadS/Seimei-amiyu20150913.pdf


「Sアミーユ川崎幸町」での
事故の一切の責任は会社にある!

 
「Sアミーユ川崎幸町」での転落死亡など
一連の事故についての声明

一般合同労働組合
東京北部ユニオン・アミーユ支部

1)「Sアミーユ川崎幸町」での「入居者の連続転落死亡事故」「浴槽内での死亡事故」「職員による暴行・虐待」という一連の問題が大きくマスコミで取り上げられている。
私たちは、Sアミーユ川崎幸町での一連の事故の一切の責任は会社にあると考える。決して、労働者個人の責任にして幕引きするようなことがあってはならない。

2)「介護現場の崩壊」と言えるこのすさまじい状況の根本原因は、2000年の介護保険制度導入によって、介護が「儲けるための産業」にさせられたことにある。1円でも多く儲けるために、労働者をとことん低賃金で働かせ、できるだけ少ない人員で職場を回させ、金のかかる安全対策はないがしろにされてきた。また、介護の知識や経験がない他業種の資本が儲けるために参入したことも、介護現場を劣悪にした大きな要因である。
 今回の事故が起こったSアミーユやCアミーユ(サービス付き高齢者住宅)を経営する「積和サポートシステム」は、「メッセージ」と積水ハウスが共同出資した合弁企業であり、まさにその典型だ。メッセージグループは、かの「コムスン」承継企業である「ジャパンケアサービス」などを子会社化し、今やニチイ、ベネッセに次ぐ介護業界トップ3に入る大手資本として急成長してきたが、それは、行政と一体となって、規制緩和と限度を超えた合理化をおこなった結果だ。

3)私たちは、職場のパワハラ解雇に怒るアミーユ光が丘の労働者が中心になって昨年6月に東団体交渉に臨むユニオンアミーユ支部京北部ユニオン・アミーユ支部を結成した。私たちは、アミーユ支部の闘いを進める中で、アミーユ光が丘の劣悪極まる労働環境に愕然とした。
 人員不足、過重労働、安全対策の不備、事故の多発、休憩室も更衣室もなく労働者はトイレで着替えをしている。休憩も満足に取れず、休憩時間でもナースコール対応をさせられていた。
 職場の仲間との団結を作り、団体交渉を重ね、労働環境の改善を勝ち取ってきたが、人員増員要求に対し会社は一向に応じようとしない。特に夜間帯は2つのフロアーを1人で見なければならず、「これでは安全を守れない。増員しろ!」と要求し続けているが、転倒事故などが起きているにもかかわらず、会社は「配置基準を満たしている」と言うばかりである。
 また、会社がきちんとしたアセスメントもおこなわず、「薬の居室保管」を進め服薬業務を介護士に押しつけることに対し、「誤薬事故が増えている。以前のやり方に戻せ!」と職場のほぼ全員が署名をして要求したにもかかわらず、会社は聞く耳をもたない。また、本来介護労働者に還元されるべき処遇改善加算の一律配布が行われず、使い方が全く不透明である。
 「『施設』という概念から脱却した、良質の『住まい』」(Sアミーユ紹介文)と称して施設としての管理責任を放棄し、徹底した人員削減を進めてきたアミーユの合理化と安全無視の結果として、今回の一連の事故は起こった。「オーダーメイドケア」「お食事のタイミングも、おくつろぎの時間も、ご自身のペースで自由に過ごせ(ます)」と言うが、3対1の最低限の配置基準を満たすだけの人員で、どうしてそんなことができるのか!
今回の 一連の事故を労働者の個人責任になすりつけることなど断じて認められない。
 実際に今、アミーユの職場では、「いつかは起きると思った」「自分の施設でも起こるHJ能性がある」「激務続きで、働く環境が崩壊している。こんなのじゃ良い介護ができるはずがない!」との叫びが上がっている。メッセージグループ経営陣は、労働者のこの声を真摯に聞き、アミーユ支部の要求を受け入れ、両ちに人員を補充し、抜本的な安全対策を取るべきである。

4)今回の「Sアミーユ川崎幸町」での転落死亡など一連の事故の責任は会社にあると同時に、財界の意志を受けて民営化・外注化、規制緩和を積極的に進め、社会保障を解体してきた自民党・安倍政権にある。介護業界は食っていけない低賃金が蔓延し、離職が後をたたない。介護現場そのものが崩壊している。
 したがってこれは、Sアミーユ川崎幸町だけ、あるいはアミーユだけの問題ではない。すべての介護職場の問題だ。職場の安全は、労働者が団結し労働組合を作って、「安全よりも金儲け」の会社と闘って、勝ち取る以外にない。
 今まで介護労働者は、劣悪な職場環境下で押ヰ尽なことを強いられ、悔しい思いをしてきた。そんな中でも、介護労働者は必死に働き、現場を守ってきた。崩壊する介護現場を、安全で、みんなが誇りをもって働ける職場に変えることができるのは、現場を動かしている労働者の団結した力だけだ。

5)もう一度、全国のアミーユをはじめすべての介護労働者のみなさんに訴えます。
 職場の安全は労働者が団結して労働組合を結成して、「安全よりも金儲け」の会社と闘って、勝ち取る以外にありません。労働組合を作って共に闘いましょう。
 東京北部ユニオン・アミーユ支部、そして東京北部ユニオンが加入する合同一般労組全国協議会に入り、一緒に闘いましょう!

2015年9月11日


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合同・一般労働組合全国協議会サイトから転載

2015年9月4日金曜日

多摩連帯ユニオンに入り ともにたたかおう!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBeWY2Z1dqM0xEYmM/view?usp=sharing


多摩連帯ユニオンに入り
ともにたたかおう! 

2015年9月4日第2号

第9回臨時大会報告

 私達は多摩連帯ユニオンという合同労働組合です。7月、合同労働組合八王子第9回臨時大会を開催しました。安倍政権が戦争法や労働者派遣法改悪を強行しようとするなか、多摩地区全体の職場を組織しようと決めました。そのため名称も多摩連帯ユニオンと変更しました。ぜひ皆さんに私達の労働組合に入って共にたたかうことを呼びかけます。

主な分会の取り組み 一人夜勤阻止!
ベストライフ東村山分会


 有料老人ホーム、ベストライフ東村山分会では、会社が狙う一人夜勤化に対して絶対反対を掲げ、昨年10月、全1日ストライキをたたかいぬき、反撃を開始しました。東村山では一人夜勤化を阻止し続けています。
 会社はストライキの報復として、違法な「ペナルティ」賃金カットを行ってきました。しかし私達は、会社に違法を認めさせ、賃金カットの一部を取り消させる勝利をかちとっています。
  会社は一人夜勤化など、利益のために安全を無視するようなあり方、全国で多くの仲間が離職する様な劣悪な職場環境を強いています。これを団結して変える事が課題です。

解雇絶対反対! 会社の手先を打ち破り雇用継続!
ダイエー分会


 ダイエー分会は、八王子店閉店に伴うパート労働者全員解雇が狙われた事に対し、3度のストライキをたたかい抜きました。労働者どうしの分断の動きを許さず、ナイトスタッフの事実上の雇用継続をかちとっています。
 ダイエーの労働者は、多くが非正規労働者で、その殆どがダイエーユニオン(UAゼンセン)に組織されていました。このパート労働者86人が、他系列店などへの雇用を希望したが、雇用が継続された人は37人しかいませんでした。これはダイエーユニオン(UAゼンセン)が会社と協定を結び、解雇反対のたたかいを会社と一体で圧殺する側に立っていたからです。UAゼンセンは労働組合の名をもって改憲を主張する様な存在です。このなかで、ダイエー分会があり、3度のストライキをたたかった事は、会社に解雇は許されないことを思い知らせたと思います。全国のダイエーの仲間と力をあわせていくための大きな地平を切り開いています。

戦争法絶対反対!
労働組合には戦争を止める力がある!


 戦争法絶対反対!安倍政権は戦争法案を通すだけでは戦争はできません。実際に戦争をさせられるのは私達労働者です。労働者がそれぞれの職場で労働組合のもと力をあわせて反対すれば戦争を止められます。
 軍事物資を運ばされるのは労働者です。労働者が団結してストライキでたたかえば戦争が止められる力を持っています。職場を動かしているのは労働者であり、資本家ではないからです。それゆえ、資本家は労働者同士団結できないように分断してくるのです。
 多摩連帯ユニオンに入り、共にたたかいましょう!多摩連帯ユニオンは正規や非正規の別なく入れる労働組合です。職場を支えているのは私達です。私達が誇りをもって働ける職場にしましょう。

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2015年8月1日土曜日

一人夜勤化絶対反対!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBMDNzNjFsaVliMjg/view?usp=sharing


2015年8月1日 第1号
一人夜勤化絶対反対!
労働組合へ入ろう

  ベストライフで働く全ての仲間の皆さん改めまして。合同労働組合八王子改め、多摩連帯ユニオンという労働組合です。この度、東京多摩地区全体の労働組合になろうと名称変更、一新しました。この間東村山では,会社が狙う一人夜勤化だけは止め続けています。昨年10月、一人夜勤反対ストライキをたたかい、反撃を開始しました。対して会社は「ペナルティ」賃金カットを行ってきましたが、私達はこれは違法であることを認めさせ、撤回させました。ぜひ皆さんに私達の労働組合に入って頂きたく呼びかけます。

会社は謝罪を拒否!
違法を「遺憾」に思うならば謝罪せよ!


 前号でもお伝えしましたが、5月28日に組合と会社と団体交渉を行いました。この場で会社に対し、違法なストライキ「ペナルティ」に対する謝罪を文書で求めました。対して会社は6月12日付で回答書を出してきました。
【会社回答】:今回のストライキ権行使については、給与規定第27条を適用し一旦、ペナルティ欠勤控除対象との判断をしましたが、会社として再度検討した結果、ペナルティにはあたらないとの結論に至り、返金を致しました。控除期間が経過したことについては遺憾に思いますが、ストライキ権行使への同条適用は、会社として初のケースであり判断に時間を要しました。しかしながら、今回の再検討も含め結果として今回の判断は適正なものと考えておりますので、貴組合におかれても理解を頂きたいと思います。
 謝罪の拒否であり、認められません。会社は「遺憾」に思うならば謝罪すべきです。誰に対しても同様の「ペナルティ」をしないと公に表明すべきです。

皆勤手当不支給は争議権の介入だ!

 会社はストライキ「ペナルティ」を取り消したのだから皆勤手当も支払うべきと要求しました。対して会社回答書では、昨年10月18日「不就労」で、「給与規定を適正に適用したものであり」と拒否しました。ベストライフの給与規定が争議権を前提としていないです。会社がストライキを欠勤扱いすることは争議権の介入です。

会社の「考課」は公表できないほど恣意的である事が明らかに!

 6月に支給された介護職員処遇改善加算について、東村山でも先日施設長補佐が職員に少額だと報告していました。高見分会長は今回たったの477円、前回の1244円を更に下回ります。どうしたらこんな額が出てくるのか。
 5月団体交渉で、半年たったの1244円という額がどうしたら出てくるのか査定の仕組みを文書回答しろ、と要求しました。対して【会社回答】「社内規程により支給額を決定します。高見職員の査定内容については開示不要と考えます。」「人事考課査定基準に関する規定は、貴組合員に限らず一般職員には開示しておりません。また社内規定のため、社外秘としております。

 会社の人事考課は公に明らかにできないほどに恣意的であることが更に判明したと思います。「社外秘」だから開示しない、とは論拠になりません。「こんなの処遇改善じゃない」などの声があちこちから聞かれます。こんななかで今回の私達の処遇改善加算などが会社の好き勝手に少額にされ、出されてきたのです。
 また、東村山で朝礼時、施設長補佐による先日の本社会議報告で、介護職員処遇改善加算について「少なくてがっかりしただろう。子供手当、資格手当、一時金ということに割り振る」と言ってきたのです。一方で、今年4月に発表された7月給与からの介護福祉士手当アップが「一律25000円まで上がらないかもしれない」と言い出したのです。新卒者の給与事例を挙げ(就業規則に書かれていない)、「新卒者は給与が良い」とし、「雇用情勢、雇用の需要と供給で変わっていく」といったのです。また、東村山では施設長補佐が介護福祉士手当が上がることで基本給が下がる場合があることも報告していました。基本給を下げておいて「減給ではない」の一点張りです。
 全く持って許しがたい事態です。「資格手当に割り振る」と言いながら介護福祉士手当も減らす、会社が処遇改善加算をさらに自分の懐に入れていると見ざるを得ません。これのどこが「離職を減らせ」というあり方でしょうか。
 また、会社は6月の回答書の中で、介護職員処遇改善加算を法定福利費(会社の支払い)にあてることまで書いていました。会社の儲けのために介護職員処遇改善加算を利用していることがさらに明らかになりました。
 ぜひ私達の労働組合に入って下さい。労働組合で力をあわせないと今回明らかになったように会社は好き勝手してくるからです。東村山では一人夜勤だけは昨年の組合のとりくみで止めています。力を合わせましょう。秘密は厳守致します。

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