2011年8月19日金曜日

ベッドに膝を乗せて介助することはよくないことか?

「介助技術」の挿絵にはベッドに膝を乗せているのがあるのに
ベッドに膝を乗せて介助することはよくないことか?

6月はじめ、小俣施設長補佐(以下、小俣補佐と略)は、綿貫恵子エリア長の指示のもと、おむつ交換時、「ベッドに膝を乗せるな」「代わりにベッドを高くして(立ったまま交換しろ)と言い出しました。理由は、「ベッドに足を乗せることは不潔だ」(?)というのです。
会社がいうように、ベッドに膝を乗せて介助することは本当によくないことでしょうか。この会社の指示は絶対まちがいです。力を合わせてなくしていくべきです。
なぜならまず、小俣補佐らがいう「不潔」に関して。土足でベッドに乗るのではありません。ベッドに足乗せを禁止したら、マッサージ業務はどうなるのでしょうか?
また、仮にエプロンに便、尿等が付着したら交換するのではないでしょうか?
また、入居者とヘルパーが直接体が触れるトランス移乗も「不潔」と言うのでしょうか。トランス時などに体が触れるのは良く、ベッドに足を乗せるのだけは「不潔」これは矛盾しているのではないでしょうか。

会社は労働者を腰痛にさせる気か

何よりも、立ったままのおむつ交換は腰痛につながるのではないでしょうか。対して小俣補佐は「ボディメカニクスしろ」(?)と言い出しました。
ヘルパー講習時、ボディメカニクスを学ぶ目的は、腰痛を防ぐためと教えられてきませんでしたか? 立ったままのおむつ交換はベッドの高さはどうあれ、腰を曲げなくてはなりません。つまり腰に負担がかかるあり方を「ボディメカニクス」という小俣補佐の言辞は矛盾していないでしょうか。
膝をベッドに乗せる方が、ボディメカニクスの定義にかなっているのではないでしょうか。ベッドに膝乗せた方が、立ったまま介助するよりも、入居者と体が近づきます。体が近い方が、入居者が突然動いたとき早く対応できるのではないでしょうか。更に会社が提示している「介護技術」の体位変換の見本のページで、ヘルパーがベッドに足を乗せている挿し絵があります。矛盾ではないでしょうか。
「不潔」と書かれた資料はありますか? 膝を乗せることはよいと書かれている書もあります。介護労働者の8割が腰痛に悩まされているといわれています。腰痛予防どころか会社は労働者を腰痛にさせるあり方を指示していると見ざるを得ません。

職場を良くするには団結が必要です。労働組合に入ろう!

「会社の方針だ」とユニット制にしろ、「ベッド膝」にしろ、力づくで労働者を押さえつけるあり方。今がまんできても将来体を崩してしまう、一緒に会社に反対しましょう。
なぜ、こうなってしまうのか。労働者同士団結が奪われてきたからではないでしょうか。労働者同士力を合わせましょう。労働組合に入ろう。

・アンケートを作成しました。8月下旬までに高見さんのところまでにおよせいただけないでしょうか。







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